太陽光発電の1ヶ月の売電量を確認してみました
前回の記事では、11月のある1日における時間ごとの発電量をチェックしてみましたが、今回は1ヶ月分の「需給電力量」(以降、売電量)と「電力会社からの支払額」(以降、売電額と書きます)を書いてみたいと思います。
と言っても、太陽光パネルを付けて間もないのでサンプル数は1ヶ月分のみです。
売電の結果
期間 | 11月8日 ~ 12月5日 |
売電量 | 256kw |
売電単価 | 38円/kw |
売電額 | 9728円 |
期間は11月8日 ~ 12月5日の1ヶ月です。日数で言うと28日しかないので厳密には1ヶ月ではありませんが、電力会社の検針の期間がこの期間だったので、今回はこの期間の数値を載せています。
まとめ
「今回の売電額が年間を通じた1ヶ月あたりの平均金額」かつ
「売電量が今のまま推移する」かつ
「国や都道府県等からの補助金が得られない」と仮定した場合、10年では太陽光発電システム導入コスト分を稼ぐことができないことになります。
10年というのは、現在の売電単価(38円/kw)が保証されている期間です。10年後以降に電力会社が電気を買い取ってくれる保証はありません。というか、たぶん買い取ってくれないと思います。なので、できれば10年以内に元を取っておきたいところです。
また、太陽光パネル(およびパワーコンディショナー)は、時間が経つにつれて劣化していくはずなので、「売電量が今のまま推移する」ことはあり得ないです。さらに、メンテナンス費用も必要ですし。
そうなると、できるだけ早い段階で元をとっておきたいところです。
売電量という点では天気の影響が大きいと思いますが、期間中の天気は記録してないので感覚的なものとなりますが、割と晴天が多かったように思います(雨はとても少なく、曇り空も少なめだったように思います)。
もしかすると、今回の期間は割と天気の条件が良かったのかもしれません。
初夏~秋口くらいまでは日は長いですが、午後の後半は発電しない可能性が高いので、午後の日の長さは発電に影響を与えなさそうです(朝日は発電に影響を与えそうですが)。また、梅雨や台風の影響で晴天の日が少なくなるのでトータルで見ると売電量は下がる可能性もあります。
冬場は朝日での発電はあまり見込めませんが、晴天が続けば売電量は今回と同じくらいという可能性もあります。
これらはあくまでも推測なので、季節ごとの売電量は1年間継続して見てみないと何とも言えません。
元がとれるかどうかという点では、補助金を得られるかどうかは大きく影響するところです。うちは一応、申請は出してありますが、今のところ何も連絡はない状態です。
ここまで主にお金のことを書いてきましたが、太陽光発電システムを導入するか否かを検討するにあたり、環境への配慮という観点も加味しておきたいところです。
元が取れないなら導入しないという考え方もありだと思いますし、元は取れなくても少しでも環境改善に繋がるなら導入するという考え方もありだと思います。
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