Tera Term単独でもSCPによるファイル転送ができることを知った
備考録
今までは、WinSCPというソフトを使って転送を行っていたのですが、Tera Term単独でもSCPによるファイル転送ができることを知ったので、メモしておきます。
SCPとは、ITproのセキュリティ用語辞典によると「SSHのプロトコルを使用した,ローカル・ホストとリモート・ホストの間でファイルをコピーするためのコマンド」だそうです。
例えば、WindowsパソコンからLinuxサーバーにファイルを転送する時に使ったりします。
Tera Termを使って、クライアントからサーバーにSCPによるファイル転送する時の手順は簡単です。
Windowsのエクスプローラーでファイルをドラッグして、そのファイルをTera Termのウィンドウにドロップするだけ。すると、ログインしているユーザーのホームディレクトリ(例えば、/home/usernameの直下)にファイルが転送されます。
また、Tera Termの、[ファイル]メニューの[SSH SCP…]コマンドからも、ファイルをサーバーに転送することができます。この場合、[ファイル]メニューの[SSH SCP…]コマンドを選択し、表示された画面の上側のFromに情報を入力して、[Send]ボタンを押します。
サーバーからクライアントにファイルを転送する時は、[ファイル]メニューの[SSH SCP…]コマンドを選択し、表示された画面の下側のFromとToに情報を入力して、[Receive]ボタンを押します。
WinSCPをインストールするまでもないような、少数のファイル転送であれば、Tera Termの機能だけでも大丈夫そうですね。
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