[Mac初心者] Macで使えるファイラーを探してみた

   2014/11/06

[Mac初心者] Macで使えるファイラーを探してみた | きらっちの、ふと思う2014年1月からMacを使い始めました。Macを使ったことがある人にとっては当たり前のことでも、自分にとっては新鮮なことが多いです。
そんなわけで、自分がMacを使い始めて分かったこと、思ったことを記録していきます。
今回は、ファイラーについてです。
 
普段Windowsを使用している時、ディスク内のファイルにアクセスする場合、エクスプローラーを使うことは稀で、別のファイラーを使用しています。
ちなみに、ファイラーというのは、ディスクに保存されているファイルやフォルダを閲覧、管理するためのソフトウェアです。
普段使っているファイラーはキーボード操作が主体のファイラーなので、手がキーボードとマウスを行ったり来たりすることが少ないのが気に入っています。
 
Macの場合、Windowsのエクスプローラーに相当するものがFinderのようですが、別のファイラーも存在するのかググってみました。
どうやら、いくつかのファイラーが存在するようです。例えば、muCommanderjFD2といったファイラーに関する記事がすぐに見つかります。
Macのファイラーに対する希望としては、Windowsでキーボード主体の操作を行ってきたのでMacでもキーボード主体で操作したい。そして、できればキーに割り当てるアクションがカスタマイズできるものというところです。
そんなわけで、今回は2つのファイラーを試してみました。いずれもWindows版とMac版が用意されているので、Windows版で動作を確認しています。
 
muCommander
muCommander v0.9.0を少し使ってみました。特徴は以下です。

  • マルチプラットフォームなのでMac版、Windows版、Linux版が提供されている。
  • さまざまなアクションがキーボードから実行できる。
  • アクションに割り当てるショートカットキーが変更可能(Windowsで使用しているファイラーと似せることができる)。
  • サーバ(FTP、SFTP、SMB等々)に接続できる。
  • 2画面表示ができる。
  • 2画面それぞれでタブ表示ができる。
  • 表示フォントの変更ができない。
  • コンテキストメニューが独自メニューとなっている(エクスプローラーと同一ではない)。
  • Windows版の場合、Altキーが効かない(Windowsアプリの場合、Altキー押下後は、メニュー選択ができることが多い)。
  • ファイルプロパティが独自のダイアログとなっている。

ザックリと見てみたところこんな感じです。
マルチプラットフォームなので、Windows版の操作性が良ければWindowsでもmuCommanderに乗り換えて、WindowsとMacで共通のファイラーにしてみようかとも思ったのですが、Windows版muCommanderに乗り換えるのはやめておきます。
というのも、どうやら[パック]コマンド(zipやtarに圧縮するコマンド)にバグがあるようです。muCommander v0.9.0を使ってみたのですが、複数ファイルを選択してから[パック]コマンドを実行すると、パックされた中身のファイル名/フォルダ名の先頭文字が削除されてしまいます。このバグは自分にとっては致命的なので乗り換えは見送ることにしました。
あと、慣れの問題かもしれませんが独自コンテキストメニューや独自ファイルプロパティといった独自のUIが気になります。この辺りはWindowsの場合はWindows標準のUIにして欲しいと思ってます。
 
jFD2
jFD2 1.02cを少し使ってみました。特徴は以下です。

  • マルチプラットフォームなのでMac版、Windows版、Unix版が提供されている。
  • さまざまなアクションがキーボードから実行できる。
  • アクションに割り当てるショートカットキーが変更可能(Windowsで使用しているファイラーと似せることができる)。
  • 2画面表示ができる(らしい)。
  • タブ表示ができる。
  • 表示フォントの変更ができる。
  • 標準コンテキストメニューが表示できない。
  • Windows版の場合、Altキーが効かない(Windowsアプリの場合、Altキー押下後は、メニュー選択ができることが多い)。
  • ファイルプロパティが表示できない。
  • スマートディレクトリ、仮想ディレクトリが使える(らしい)。
  • スクリプトやプラグインで機能拡張ができる(らしい)。

DOS版FDの派生(進化系)という感じのファイラーです。自分は、FILMTNの派生(進化系)のファイラーを使っていたので、キー割り当てに多少の違いはありますが、やりたいことはほぼできます。
外観の色やキーカスタマイズもできるようなので、今使っているファイラーに似せることはできそうです。
Windows版もあるのでWindowsとMacで共通のファイラーにできそうなのですが、Windows版を使ってみたところ、ファイル選択後の標準コンテキストメニューの表示やファイルプロパティが表示できないようです。
 
他にもまだまだMac用のファイラーがあるようですが、2つ目にして操作性に違和感が少ないファイラーが見つかったのでとりあえずここまで。
WindowsとMacでファイラーを統一するというのは諦めて、Windowsではこれまで使ってきたファイラー、MacではjFD2を使ってみたいと思います。
 

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