ナターシャ・グジー コンサート in 三島に行ってきました

   2013/04/27

ナターシャ・グジー コンサート in 三島に行ってきました | きらっちの、ふと思う4月20日に三島市民文化会館で行われた、ナターシャ・グジーのコンサートに行ってきました。

三島行きの電車にて

4月20日 10:53三島駅着のJR東海道の電車で三島に向かったのですが、三島まであと1~2分という辺りで電車が緊急停止!
どうやら下り線の電車と人が接触したらしく、レスキュー隊による救助と警察による現場検証により1時間強も電車が停まってしまいました。自分は上り線に乗っていたのですが、当然上り線も停車というわけです。

電車移動中に身動きがとれなくなる状態というのは初めての体験だったのですが、結構みんな冷静な感じなんですね。1時間も停まってたらブーブー文句を言い出す人でも現れるのかと思っていたのですが、状況を車掌に聞きに行ったり携帯電話で連絡を取り合ってる人はいましたが、みんな割と静かに電車が動き出すのを待っていた感じです。

ナターシャ・グジーのコンサート

コンサートは開場13:30・開演14:00だったので、電車が遅れた影響もなく、時間に間に合いました。
会場は満員で、当日券がないほど盛況でした。

ナターシャはウクライナ出身で、6才の時にチェルノブイリ原発事故により被爆し、それ以来故郷を離れて暮らしているそうです。
ナターシャの話によると、事故は夜中に起きて、次の日は外に出たりして普通に暮らしていたそうです。2日後に避難指示が出たそうですが、数日で元の家に戻れるので、荷物は持たずに非難するようにとの指示だったそうです。
こういうのを聞くと、当時の対応が酷かったことが分かります。
その後、どのように暮らしていたかは語られなかったですが、1度も故郷に帰ることなく(故郷は土で埋められてしまったそうです)、13年前に来日したそうです。
このように原発事故による被害を受けた人ですが、だからといって、コンサートの内容は原発反対という内容ではなかったです。曲間のMCで1度このような被爆の話をしただけでした。

コンサートの内容は、ナターシャが1人で舞台に上がり、バンドゥーラという楽器を引きながら歌うというものでした。
曲はウクライナの民謡や自身で作った曲、それから、「コスモス」や「涙そうそう」といった日本の曲も数曲歌っていました(全体数の半分くらいが日本の曲でした)。
バンドゥーラは、ウクライナの民族楽器とのことで、今回使用したバンドゥーラは、弦が63本も張られていたんだそうです。そして、重量が8kgもある重たい楽器らしいです。
楽器の音色はとてもきれいで、1回でいいからポロロンと鳴らしてみたいなって思いました。そして、もちろん歌声もきれいでした。
ナターシャ・グジー
この日はいろいろなことが体験できた1日でした。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください